明珍風鈴
兵庫県指定の伝統工芸品である「明珍火箸」の作家である 明珍(みょうちん)宗理さんが社会や文化の発展に貢献した個人、団体に贈られる「日本文化デザイン賞」(千住博受賞委員長)の2003年度大賞を受賞されました。 明珍さんは、平安時代から続く甲冑師の第五十ニ代当主で、 戦後、火箸風鈴を考案。これまでにも日本オーディオ協会の 「音の匠」などに選ばれた実績を持ちます。
鉄を何度も焼き、叩くことで鍛えあげた「明珍火箸」が奏でる 明珍風鈴の透明感のある涼やかな音色はまさに匠のなせる技。
是非この音色をお楽しみください。
明珍風鈴の由来
寛永2年に藩主・酒井家に伴って群馬・前橋から姫路に移り、明治以降は茶店用の火箸を手がけました。戦後、52代当主明珍宗理さんが火箸風鈴を考案。現在、その音色は国内外で広く愛されています。